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ヘアカラーにおける透明感と濁りの関係。
こんにちは^ ^
三篠店のブログです!
ヘアカラーは明るさに関係なく「透け感」「透明感」がキーワードですね^ ^
突然ですがみなさんはサロンでヘアカラーをする際に、どんなオーダーのしかたをしていますか?
最近は「見た目は暗く、でも透け感(透明感)が欲しい」というようにおっしゃる方が多いのですが
ヘアカラーにおいての「暗い」と「濃い」は実は違います。
「見た目は暗く、でも透け感がある」カラーというのは、クリアな色味を「濃く」入れることで叶います。
ただしここで落とし穴があって
「濃く」染めたからといって、必ずしも「暗く」見えるわけではないんです。
クリアな色を濃く入れると、光が当たっていなければ当然暗く見えるのですが、光に当たると透けて明るく見えます。
この現象がいわゆる「透明感」を作り出しています。
ヘアカラーにおける透明感と濁りの関係。
光が当たっているところは明るく、当たっていないところは暗く見えるのがお分かりいただけると思います。
では光に当たっても「暗く」見せたいときはどうすれば良いのか?
「暗く」見せるには「透けない」ことが必要になってくるので、ここで「濁り」という要素が出てきます。
この「濁り」を上手く使ってコントロールすることで適度な明度を保つことができ、色の定着を補助することができます。
「真っ黒にはしたくないけど地毛よりほんの少し明るく見える程度まで暗くしたい」
「暗く染めた後の褪色(色落ち)を少なくしたい」
などというときに「濁り」はとても有効です。
逆に透明感が欲しい場合は濁りを取り除けば良いわけなのですが、
日本人の髪は元々メラニン色素の構成上「濁り」の要素があるため、ある程度は素の色素を取り除かないと「透明感」を演出しにくいわけです。
そのため、「一度明るく(素の色素を削る)したところに色を濃く入れ直す」という工程が必要になります。
「濁り」 弱←ーーーーーー→強
「透明感」強←ーーーーーー→弱
これが「透明感」と「濁り」の関係です。
サロンでオーダーする際には、「透明感が欲しい」のか、「暗く見せたい」のか、というイメージを伝えることで、暗くなりすぎた!とか、思ってたのと違う!ということになりにくくなりますよ^ ^
ぜひご参考までに^ ^
三篠店
広島市西区三篠町1-7-32
☎082-237-8668
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